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狭い部屋でも快適!「スペパ術」で新生活をアップグレード

2025年04月24日

狭い部屋でも快適!「スペパ術」で新生活をアップグレード

スペパとは

みなさん「スペパ」という言葉をご存知ですか?
スペパ=「スペースパフォーマンス」を略した言葉で、限られた空間を最大限に有効活用し、快適で機能的な生活空間を実現するための考え方です。

部屋のスペースの効率性を高めることにより、部屋全体のバランスや美しさを保ちながら、より便利で快適に過ごせるようになります。「スペパ」を高めて、快適な新生活を送りましょう!

<類義語>

■コストパフォーマンスを略して「コスパ」(費用対効果)
■タイムパフォーマンスを略して「タイパ」(時間対効果)

スペパ術で暮らしがどう変わる?


昨今人気の『ミニマムでシンプルな暮らし』では、いかに心地よく過ごすかという工夫の中で生まれたもの。実はこのミニマリストの考えは「スペパ術」に通ずるものがあります。暮らしにどんな影響がああるのか見てみましょう。

空間の使い方を効率化

スペパを意識して家具や収納の配置を工夫すると、デッドスペースやムダな動線が減り、整理整頓がしやすくなります。壁面収納などで、限られたスペースを最大限に活用することで、狭い部屋でも広々とした印象を与えることができ、快適な生活空間を実現できます。

生活の質が向上する

整理整頓された空間は、暮らしに心地よさや落ち着きを与え、生活の質を高めてくれます。必要なものを使いやすい配置にするだけでも、視覚的にすっきりとした空間が生まれます。日常の動線もスムーズになり、ストレスの少ない快適な暮らしができます。

コスト削減につながる

スペパを意識した買い物をすると「本当に必要かどうか」をよく考えるので、無駄遣いが減り、経済的なメリットが期待できます。また、備え付け収納を活用すれば、収納アイテムを増やさず整理整頓できて、部屋全体のスペースを有効活用できるので一石二鳥です。

スペパを意識した空間づくりのコツ


日々暮らしていく中で、どうしても「もの」は増えていきがちです。空間を有効活用しようと思っても、ものが多すぎると収納したり飾ったりする場所が足りず、うまくいかないことも。ここでは、初めてでも簡単にできる、スペパを意識した空間づくりのコツをご紹介します。

①断捨離・整理


まずは、スペパの第一歩として「断捨離・整理」することからはじめてみましょう。ものを見直し整理すると、限られた空間の有効活用につながります。スペパを意識して、未整理の場所や無駄なものがないか、今一度チェックしてみましょう。

1.収納場所ごとにすべてのものを取り出して並べる
2.使用頻度や使う場面を考慮して本当に必要なものだけを残す
3.不要なものは処分するかリサイクルに出す
4.残ったものを、用途別にグループ分けする

②無理に収納しすぎない


ものの居場所を決めたら、ライフスタイルに合わせて収納することがポイントです。グループごとによく使う場所、取り出しやすい場所に無理なく収納しましょう。備えつけの収納スペースで足りない場合には、スペパを意識した収納アイテムを活用してみましょう。

③スペパを意識したアイテムを活用


ものを置きたいけど空いている場所がない、デッドスペースをもっと活用したい。そんな悩みは、スペパを意識したアイテムを取り入れることで解決できます。

多機能家具

家具や家電の数が多くなると置くスペースがなくなり窮屈になってしまいます。そこで、引き出しなどの収納を兼ねた家具を選ぶのも有効なスペパ術です。1つで何役もこなしてくれる家具や家電を導入すれば、場所をとりません。

たとえば、ソファとして使えるベッド、ダイニングテーブルとしてもローテーブルとしても使える昇降式テーブルなど。ほかにも加湿器兼空気清浄機、オーブンレンジ、洗濯乾燥機などがあります。

壁面収納&突っ張り棒

収納棚が置けない狭い空間でも、壁面収納アイテムや突っ張り棒を活用すれば壁に穴をあけることなく手軽に収納場所が作れます。アイデア次第でデッドスペースもディスプレイ収納に変化します。壁面に取り付けて収納ができるグッズは多数販売されているので、活用してみましょう。

折り畳み式コンパクト家具

折り畳み式の家具なら、使わないときはお部屋の隅間に収納できるので、スペースを有効活用できます。

たとえば、エアーソファなら空気を抜いて収納できるので場所をとりません。テーブルやイスも、折り畳み式のものを選ぶと、使わないときにコンパクトに収納できるから、部屋を広々と使うことができてアウトドア用品としても活用できます。

まとめ


スペパとは、限られた空間を有効活用しようという考え方です。スペパを意識すれば、無駄なものを持たず、ものを大切に扱うことにもつながります。家庭でもオフィスでも、空間の使い方を見直してみてはいかがでしょうか。スペパ術でもっと生活を豊かにしましょう。