2026年09月01日
【防災月間】子育て世帯の備蓄リスト|年齢別に必要なものをチェック
「家族分の水や非常食は用意しているけれど、子どもの備蓄はこれで足りる?」「赤ちゃんと小学生では、備えるものも違うの?」。そんな疑問を感じたことはありませんか。子どもは成長するため、一度そろえた備蓄が今も使えるとは限りません。
この記事では、赤ちゃん・幼児・小学生の年齢別に追加したい備蓄と、すでに備えている家庭の見直しポイントを紹介します。防災月間をきっかけに「今のわが子に合った備えか」をチェックしてみましょう。
防災月間|その備蓄、今のわが子に合ってる?

子どもの備蓄は、成長とともに食べるものや使うもの、必要な量が変わるため定期的な見直しが大切です。
子どもの成長や生活に変化があったときに見直すほか、防災月間など覚えやすい時期を定期確認のきっかけにするのも一つの方法です。
子どもの備蓄は「一度そろえたら終わり」ではない
以前用意した衣類がサイズアウトしたり、日常的に使うものが変わったりすることがあります。そのため、「備蓄があるか」だけでなく「今も必要か」「使えるか」という視点で確認が必要です。
食べるもの・使うもの・必要な量は変化する
乳幼児と小学生では、必要な食事や生活用品も異なります。「子ども用だから」と保管したままにせず、現在の食生活や体格に合っているかを確認することがポイントです。
非常時には普段とは異なる環境になるため、できる範囲で食べ慣れたもの・使い慣れたものを取り入れておくとよいでしょう。
大人用の備蓄に「わが子用」をプラスしよう
すべてを子ども専用にそろえる必要はありません。家族共通で使える備蓄を基本に、大人用では代用しにくい食事や衣類、衛生用品などを追加していくと整理しやすくなります。
子どもの年齢別|追加したい防災備蓄リスト

子どもに必要な備蓄は、成長段階によって変わります。まずは、年齢別にどのようなものを追加したいのか、この記事で紹介する内容を一覧で確認してみましょう。
| ■年齢 | ■追加を検討したいもの | ■見直しポイント |
| 0~1歳 | ミルク、離乳食、おむつ、おしりふき、抱っこ紐など | 月齢、食事の進み具合、おむつのサイズ |
| 2~6歳 | 食べ慣れた食品、着替え、トイレ用品、おもちゃなど | 好み、衣類のサイズ、現在のトイレ状況 |
| 小学生 | 自分で食べられる非常食、ライト、ホイッスルなど | 自分で開けられるか、使い方を理解しているか |
※年齢はあくまで目安です。実際には子どもの発達や普段の生活に合わせて調整しましょう。
【0~1歳】赤ちゃんの備蓄は「代わりがきかない物」を優先
0~1歳の赤ちゃんがいる家庭では、普段の食事やお世話に欠かせず、大人用では代用しにくいものを優先して確認しましょう。「これがないと普段のお世話で困るもの」を考えると、必要な備蓄を洗い出しやすくなります。
○ミルク・離乳食・飲料水は普段の食生活に合わせる
赤ちゃんの食事は、月齢や離乳の進み具合によって変わります。ミルクや離乳食は、普段使っているものや食べ慣れたものを基準にするとよいでしょう。○おむつ・おしりふき・衛生用品を切らさない備え
おむつやおしりふきなど、日常的に使う消耗品も確認しておきましょう。特におむつは成長に伴ってサイズが変わるため、備蓄した当時のものが現在も使えるかチェックが必要です。○抱っこひもなど避難を想定したアイテムもチェック
自宅で使うものだけでなく、避難時に必要なものにも目を向けましょう。抱っこひもを使っている家庭なら、すぐ持ち出せるか、現在の体格に合っているかを確認します。
【2~6歳】幼児の備蓄は「食べられる&使える」がポイント
2~6歳ごろは、食べ物の好みや衣類のサイズ、トイレの状況なども変化します。「子ども向け」だけで判断せず、今のわが子が食べられるか・使えるかを基準にしましょう。
○非常時でも食べやすい「いつもの味」を備蓄
保存期間だけで非常食を選ぶと、子どもにとって食べ慣れないものばかりになります。できる範囲で、普段から食べているものや無理なく食べられるものを備蓄に取り入れましょう。購入した食品を日常で食べてみて、子どもが食べられるか確かめておくのも一つの方法です。○着替え・トイレ用品は成長に合わせて入れ替える
幼児期は、着替えがサイズアウトしたり、必要なトイレ用品が変わったりします。「以前必要だったもの」から「今必要なもの」へ入れ替えましょう。○お気に入りのおもちゃなど心の安心につながる備えも
慣れない環境で過ごすことも考えておきたいところ。お気に入りのおもちゃなど、普段から親しんでいるものを持ち出せるか確認してみましょう。何が安心につながるかは子どもによって異なるため、普段の様子を基準に選ぶことが大切です。
【小学生】自分でできることが増えたら備蓄もアップデート
小学生になったら「保護者が用意する備蓄」に加えて、子ども自身が扱えるかという視点も必要になります。備蓄品だけでなく「どう行動するか」を確認しておくことも備えの一つです。
○子ども自身が開けられる・食べられる非常食を選ぶ
非常食は、子どもが自分で開封できて食べ方を理解できるかも確認しましょう。入れ替えのタイミングなどで試し「開けられるか」「食べられるか」を親子で確かめておくとよいでしょう。○ライトやホイッスルなど自分で使える防災用品を準備
持っているだけでなく、子ども自身が使い方を理解していることが大切です。保管場所や自分で取り出せるかなど、実際に手に取って使い方を確かめておきましょう。○家族と離れて被災するケースも想定しておく
小学生になると学校や外出先など家族と離れて過ごす時間があります。家族が別々の場所にいるときの行動や連絡方法について、子どもが理解できる形で話し合っておきましょう。
年齢だけで決めない!わが子に合わせて追加したい備蓄

年齢別の備蓄リストを確認したら「わが子にだけ必要なもの」がないかも見直しましょう。同じ年齢でも、必要な備えは一人ひとり異なります。「これがないと、わが子が困るものは何か」という視点で必要なものを追加することが大切です。
食物アレルギーがある場合は、普段と同じように食品の原材料を確認し、日常的に使っているものや外出時にも持ち歩いているものなど、一般的な備蓄リストでは拾いにくい必需品も確認しておきましょう。
FAQ|よくある質問
Q1. 子育て世帯の防災備蓄には何が必要ですか?
子育て世帯では、大人用の食料や飲料、生活用品に加えて、今の子どもが食べられるもの・使えるものを備えることが大切です。ミルクや離乳食、おむつ、着替え、衛生用品など、普段の生活で欠かせないものから確認すると、不足品を見つけやすくなります。
Q2. 赤ちゃんがいる家庭では何を優先して備蓄すればよいですか?
赤ちゃんがいる家庭では、普段のお世話に欠かせず、代わりがききにくいものから優先するとよいでしょう。普段使っているミルクや離乳食、おむつ、おしりふきなどを確認し、抱っこ紐など避難時に使うものもあわせてチェックしておくと安心です。
Q3. 子ども用の非常食はどのように選べばよいですか?
保存のしやすさだけでなく、子どもが食べ慣れていて、無理なく食べられるかを基準に選びましょう。食物アレルギーがある場合は原材料などを確認し、小学生なら自分で開封・準備できるかも確認しておくとよいでしょう。
Q4. 子どもの防災備蓄はどのくらいの頻度で見直せばよいですか?
一律の頻度だけで考えるのではなく、子どもの成長や生活の変化に合わせて見直すことが重要です。防災月間など覚えやすい時期を見直しのきっかけにし、食品の賞味期限や衣類・おむつのサイズ、現在必要な用品を確認すると管理しやすくなります。
Q5. 子どもの防災用品には食料や生活用品以外に何を入れるとよいですか?
子どもが普段から親しんでいるおもちゃなど、安心につながる「いつものもの」も候補になります。また、小学生であればライトやホイッスルなどについて、持たせるだけでなく、子ども自身が使い方を理解しているか確認しておくことも大切です。
まとめ|子どもの成長に合わせて「防災備蓄」も育てよう

子育て世帯の防災備蓄は、大人用に「今のわが子に必要なもの」を加え、成長に合わせて見直すことが大切です。
赤ちゃんにはミルクやおむつなど、幼児には食べ慣れた食品や現在のサイズに合う用品、小学生には自分で扱える非常食や防災用品など、必要なものは変わります。すでに備蓄がある家庭も、賞味期限やサイズ、現在使えるものかを確認し不足品は追加しておきましょう。
防災月間をきっかけに、子どもの成長とともに防災備蓄もアップデートしていくことがポイントです。
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