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【ガスのススメ】ガスコンロを正しく交換する方法とは?その手順や注意点を解説!

2022年06月17日

【ガスのススメ】ガスコンロを正しく交換する方法とは?その手順や注意点を解説!

ガスコンロの交換を頻繁に行う機会がないので、方法がわからないという方も少なくないでしょう。今回は、ガスコンロの正しい交換方法、注意点などについて、詳しく解説します。

ガスコンロの種類を知っておこう

ガスの種類を知っておこう
ガスコンロの交換をする前に、まずガスコンロの種類を把握しておきましょう。どのようなタイプがあるのか、説明します。

ガスコンロは2つのタイプがある

ガスコンロは2つのタイプがある
ガスコンロには、据え置きタイプとビルトインタイプの2種類があります。

  • ビルトインタイプ
  • キッチン一体型で簡単に取り外すことができない仕組みです。交換するには専門の業者にお願いするしかありません。

  • テーブルタイプ
  • 一般的なガスコンロは、コンロと元栓がホースで繋がっています。

元栓、ホースにも種類がある

元栓、ホースにも種類がある
ガスコンロをつなぐ元栓にも2つの種類があります。

  • ホースエンド型
  • 一般的なガス栓は、ホースエンド型です。ホースをつないだ部分にクリップを挟んで固定します。

  • コンセント型
  • コンセントのように簡単に取り外しができるタイプが、コンセント型です。ホースの先端にあるソケットを差し込むだけなので、ホースエンド型のようにクリップで固定する必要はありません。

    また、住居で使用しているガスが都市ガスだった場合は白かピンク、LPガスの場合はオレンジ色のホースになります。どのタイプのガスを使用しているのかひと目でわかるように、色で区別されているのです。

ガスコンロの取り外し方

ガスコンロの取り外し方
ガスコンロの取り外し方は、手順さえ知っていれば簡単にできます。その手順を以下より紹介しましょう。

1.ガスの元栓が閉まっているか確認
ガスコンロのホースを取り外す前に、ガスの元栓がしっかりと閉まっているか確認しましょう。元栓が開いていたのが原因でガス爆発が起こる例は稀ですが、それでも事故が起きる可能性はゼロではありません。
元栓がホースエンド型であれば、ホースを抜いた時点でガスが止まります。

2.ガス栓からホースを抜く
次にガス栓につながっているホースを抜きましょう。ホースはクリップで固定されているので、クリップをつまんで下(手前)に引きます。

3.ガスコンロを移動させる
ホースを抜いたら、ガスコンロは自由に動かせます。コンロによっては電気コードがつながっているものもあるので、コードも抜いておくことが大切です。
ガスコンロは空いたスペースに置いて、掃除をしたり、新しいガスコンロを設置したりしましょう。

また、長く使用したガスコンロの場合、ホースが油などで固くなってしまい、元栓から抜けなくなるケースもあります。この場合は、カッターやハサミなどで元栓部分のホースに切り込みを入れて取り外しましょう。切れたホースはもう使用できないので、再利用してはいけません。

新しいガスコンロを取り付ける場合、ホース取り外しの逆の手順で行います。この場合、新しいガスコンロのホースが適切な長さであるか確認しましょう。長過ぎた場合、ガスコンロ置き場の邪魔になり、逆に短過ぎると、元栓へつなぐのが難しくなります。ガスコンロを設置するスペースに合わせて、元栓につなぐ前に長さを調節して、余分な部分は切っておきましょう。

ガスコンロを交換するときの注意

ガスコンロを交換するときの注意
ガスコンロの交換、そして、交換したガスコンロの扱いには、いくつかの注意点があります。その注意点について、説明します。

不要なガスコンロは、しっかりと処分する

新しいガスコンロを購入した場合、それ以前から使っていたガスコンロは不用になります。リサイクルショップに売る、友人や知り合いに譲渡するなど、これらの方法であればその扱いには困りませんが、処分する場合は、その地域のルールに基づいて処分をしないといけません。

ゴミ捨てのルールは全国の自治体ごとに詳細は異なりますが、基本的にガスコンロは粗大ゴミ扱いになります。そのため、粗大ゴミ以外の燃えないゴミの日などにガスコンロを出しても、処分してもらえません。

粗大ゴミの処分は通常のゴミ出しより手間がかかる作業なので、引っ越しなどで処分をする場合は、余裕を持って計画的にガスコンロの処分を進めましょう。

自治体への依頼以外だと、不用品は不用品回収業者の利用、もしくは、ネット上での不用品の「譲ります・もらいます」募集サイトの利用などがあります。自分に合った処分の方法を選ぶことが重要です。

ホースはなるべく新品のものに取り替える

ガスコンロのホースは、都市ガスであれば6〜7年、LPガスであれば3年は持つといわれています。もし、ガスコンロを交換する際、ホースの寿命以内であっても、新品のものに取り替えることをおすすめします。

まだ寿命が尽きていないとしても劣化していることは事実なので、安全面が100%保証されているとは断言できません。ホースの取り外し・ガスコンロ交換という作業は頻繁にやるものではないので、この機会にホースの取り替えも行っておきましょう。

注意点を踏まえ、スムーズに交換しましょう

ガスコンロの取り外し・交換は決して難しいものではないですが、やり方を把握していないと手間がかかるかもしれません。

今回のこの記事を参考にして、その手順や注意点をしっかりと頭に入れて、スムーズに取り外し・交換していただけたら幸いです。