2022年11月08日
風邪を早く治す方法はあるの?栄養のある食事、運動などやってもいい行動とは?
冬は風邪を引きやすくなる季節です。風邪ってできる限り早く直したいと思うのは風邪を引いた方であれば、皆さん思われることではないでしょうか。
では風邪を早く治す方法はあるのでしょうか?
現在では、風邪を治す劇的な治療法は存在しません。
しかし、風邪に特効薬はありませんが、風邪を早く治すには風邪を引いたときの行動が重要になってきます。
風邪で重要なのは栄養と水分補給、安静です。
栄養面で風邪に良い食材や水分補給のポイント、風邪の時に控えるべき行動など様々なケースに分けてお伝えします。
風邪に良い食材
風邪を改善するには、ウイルスと戦って消耗した体力を補い、免疫力を高めることが重要です。そのためには、食事が大きな役割を果たします。
風邪を引いた時に取るべき食材をまとめました。
・タンパク質
エネルギー源となるタンパク質は、炭水化物、脂質とともに3大栄養素の一つです。タンパク質が欠乏すると体力や免疫機能の低下につながるため、風邪で体が弱っているときに非常に重要な栄養素になります。食欲の有無にかかわらず、意識して摂取しましょう。
・ビタミンB郡
エネルギーを生み出すために、三大栄養素の吸収を補助する働きがあるビタミンB郡も重要です。風邪を引くと多くのエネルギーを消耗するため、体力を回復するためのビタミンB郡の働きが役立ちます。さらにビタミンB2は、皮膚・粘膜の健康維持にも役立つため、鼻や喉の症状にも効果が期待できます。
・ビタミンA・ビタミンC
抗酸化作用のあるビタミンA、ビタミンCも重要です。免疫力の低下などを引き起こす活性酸素の働きを抑える作用があります。また、粘膜の健康維持を助ける働きもあります。
・体を温める働きのある食材
風邪を引いているときは胃腸機能が低下するため、さらなる負担をかけないよう、消化に良い食材・調理法を意識することも重要です。
食事でどうしてもビタミンを摂取することが難しい場合は、補助としてビタミン剤を活用しても良いでしょう。
食欲がないときの栄養補給
喉が痛かったり、食欲がないときのオススメの栄養、水分補給できる方法をご紹介します。
・野菜ジュース
固形物が食べれないときは、野菜ジュースを飲むことでビタミンA、ビタミンCなどを補給することができます。
・フルーツがたくさん入ったゼリー
ビタミンC、ビタミンDなどが豊富に入ったフルーツを手軽に取ることができます。水分量も多く、水分補給もできるので特にオススメです。
・栄養ドリンク
栄養ドリンクにはビタミンやミネラルだけでなく、身体の元気を支える様々な栄養が含まれています。栄養ドリンクを過信しすぎることはよくありませんが、上手に活用することで、食欲がなくても効率よく栄養補給ができます。
風邪と行動の関係
風邪の時に取って良い行動と取るのを控える方が良い行動があることは、ご存じの方も多いのではないでしょうか。
日常に起こり得る行動で控えたほうが良いものをまとめました。
・お風呂、サウナ
風邪を引いたら身体を温めることは大切ですが、お風呂やサウナは風邪を引いている期間は控えたほうが良いです。
お風呂やサウナに入ったあと、温まった身体を冷やそうとする湯冷めの働きで風邪が悪化することがあります。
また、お風呂やサウナは体力を消耗します。
特にナトリウム泉では基本的には湯疲れが大きいとされています。
・運動、トレーニング
風邪を引いても少しくらいは運動したい。と思うことはありませんか?特に真剣にトレーニングをされている方だとパフォーマンスが落ちることを気にする人も多いでしょう。
しかしながら、実際は風邪の時にトレーニングを行うと間違いなく悪化の一途をたどります。
理由は風邪を治すためのエネルギーが運動で消費されるためです。
風邪を引いたときは必ず運動は控えて安静を最優先しましょう。
・ゲーム、スマホ
風邪を引いたとき学校や仕事を休んでゆっくりしますよね。
ゆっくりすると、スマホやゲームをしたりすることも増えると思いますが、スマホもゲームも熱中すると体力を消費します。
繰り返しになりますが、早く風邪を治すには休養が重要なポイントです。
さらにスマホにはブルーライトはブルーライトを発するため目が疲れたり、睡眠が阻害されたりします。
風邪を引いたときはスマホ、ゲームはできる限り控えるようにしましょう。
まとめ
風邪のウイルスは200種類以上あるといわれており、一概にこれをすれば良いというのがなかなかないのが現状です。いち早く直したいというのが風邪を引いている方の願いだと思いますのでご参考になれば幸いです。