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そのダルさは秋バテかも!?意外と多い秋バテの対策をまとめました!

2022年09月28日

そのダルさは秋バテかも!?意外と多い秋バテの対策をまとめました!

夏が終わり、最近少しずつ肌寒くなってきました。
 
最近話題になっている「秋バテ」という言葉はご存知でしょうか?
夏が終わって過ごしやすい気温なのに疲れが取れない、なんだか体がダルい、やる気がでない…、などの症状に心当たりがある方は「秋バテ」かもしれません。

秋バテの原因とは?

秋バテとは涼しくなった9月下旬頃から、体のダルさや食欲不振、疲れがとれないなど夏バテに似た症状のことをいいます。
夏は冷房が効いた室内と屋外の温度差から、自律神経が乱れ血行不良になりがちです。このような状態で天気の変化と寒暖差が大きい秋を迎えると、「食欲不振」「疲れ」「だるい」といった様々な不調が起こってしまうのです。

秋バテ チェックリスト?

下記のチェックリストに3個以上当てはまったら、「秋バテ」かもしれません。
何個当てはまるかチェックしてみましょう。

寝ても疲れがとれない
食欲がない
肩こり・頭痛
めまい・立ちくらみ
やる気が怒らない
朝起きられない
顔色がくすむ
一日中眠い
胸やけ・胃もたれ

秋バテの対策方法

秋バテは夏の疲れが残っている、生活リズムが乱れているときに起こりやすくなります。身体は自然環境とバランスを取りながら健康を保っているため、気候が変化すれば、その変化に合わせてカラダも順応させなければなりません。
秋の気候に早く順応させるための秋バテ対策方法をご紹介します。

【対策1】寝室で加湿器を使う

秋バテかも…と感じている方は、暑く湿度の高い夏から、涼しく乾燥した秋への気候の変化に身体が追いついていないかもしれません。
鼻や喉、気管支、肺などの呼吸器系や皮膚や粘膜、さらには大腸などは乾燥に弱いと言われています。秋の乾燥により各器官の活動が弱まると秋バテは起こりやすくなります。
寝室で加湿器を使い、乾燥による呼吸器や皮膚、粘膜、大腸のダメージを減らすことで体力が回復しやすくなり秋バテ対策ができます。

【対策2】秋も紫外線対策を行う

日焼けして、とても疲れた…という経験はありませんか?
紫外線は全身の免疫システムに異常をきたし、体力を奪います。
少し涼しくなったからといって、紫外線対策を怠ることで、疲労が蓄積され、秋バテを引き起こすこともあります。
秋になっても油断せずに紫外線対策を行いましょう。

【対策3】身体を温める

身体を温めることで夏のダメージが軽減されます。
日々生活の中で意識して身体の内側からじっくりと温めましょう。

・38℃〜40℃のぬるめのお湯にゆっくり入り、血流を良くする。
・朝晩冷え込むことが多いので、気温に適したパジャマ、布団を使う。
・温かいスープやお味噌汁を飲む。
・胃腸を冷やさないように冷たいビールよりも、ワインや日本酒、焼酎の水割りを飲む。

【対策4】秋に旬の食材を食べる

旬の食材は美味しく栄養が豊富なだけでなく、秋バテのトラブルを緩和する「疲労回復」「胃腸を整える」などの働きがたくさん詰まっています。
秋バテを緩和する旬の食材をご紹介します。

かぶ
漢方ではかぶは、身体に潤いを与える働きや、咳を止める働きがあると言われており、秋には欠かせない食材のひとつです。
乾燥する秋の気候から身体をサポートする食材として、積極的に摂っていきましょう。効率的に栄養を取るためには、火を入れすぎないサラダや浅漬けなどの料理がオススメです。

しいたけ
秋の味覚の代表格のしいたけも、秋バテ対策で重宝します。
しいたけは身体を元気にする働きがあると考えられてます。
每日の健康維持に積極的に取り入れていきましょう。

にんじん
年中スーパーで並んでいるため意外と思われるかもしれませんが、実はにんじんも秋に旬を迎えます。
漢方では、胃腸を整え身体を元気にする働き、消化を助ける働き、身体に潤いを与える働きがあると考えられています。
まさに秋バテにぴったりの食材です。

【対策5】たんぱく質をしっかり摂る

旬の食材だけでなく内臓や血液、筋肉のもとになる、たんぱく質も意識して摂ることで秋バテ対策ができます。
現代では3食バランスのとれた食事をとることが難しい方も多いため、プロテインやペプチドサプリ等を活用することもオススメです!
また、たんぱく質を摂ると脂質も同時に多く摂取されがちです。
カロリーが気になる方は魚肉たんぱくや大豆を優先して摂っていきましょう。

秋バテ対策をして秋を楽しもう!


秋バテ対策は旬の食材を食べたり、ゆっくりリラックスするなど特別難しいことではありません。
無理のないペースで秋バテ対策を行い、夏の疲れをとり爽やかな秋を満喫していきましょう!