2021年10月28日
シーン別プロパンガスの節約方法!夏と冬でガス代が違う理由もチェック
ガスの使用量は夏と冬で異なり、冬のガス代は高くなることが一般的です。そのため、特に冬の時期にはガス代の節約方法を実践しましょう。
夏と冬でガスの使用量が異なる理由や、すぐに実践できるガスの節約方法を紹介します。
夏と冬でガスの使用量が異なる理由とは
夏と冬ではガスの使用量が異なり、冬のガス代は高くなる傾向にあります。一般家庭でガスの使用量が多いのはお風呂であり、水からお湯にするためにエネルギーを消費するため、ガスの使用量は給湯で8割、調理で2割ほどとされています。
夏は気温が高いため、シャワーのみでお湯に浸からないという方も多いでしょう。冬は気温が低く寒いため温かいお風呂に入る方が多く、お湯を使う量が増えるため、ガス代も高くなります。
また、冬はお風呂でのお湯の使用量が増えるだけではなく、夏と比較して給湯温度が高くなることも特徴です。冬の時期には水道水そのものの温度は低くなり、冷たい水をお湯に変えるためにエネルギー消費量が多くなるため、比例してガス代もあがります。
さらに、お風呂だけではなく床暖房やガスファンヒーターといった暖房機器を使う家庭も多いため、夏と冬でガスの使用量やガス代に差が生じるのです。
すぐにできるガスの節約方法:入浴時
ガスの節約方法のなかには、すぐに実践できるものも沢山あります。まずは、入浴時にガス代を節約する方法から見ていきましょう。
入浴時のお湯の量を少なくする
湯船に溜めるお湯を減らすことによって、ガス代を節約できます。例えば、これまでは浴槽の8割程度までお湯を入れていた場合、5割程度にすることでガス代を節約できるでしょう。お湯の量が少ないと感じた場合には、湯船に入りながらお湯を足すことで、無駄にお湯を入れることもなくなります。
お湯の設定温度を低くする
入浴時の設定温度を変更するだけで、ガス代が節約できる可能性があります。ガスを使う量は、設定温度と水の温度によって変化するため、設定温度を高くすればガス代も高くなるのです。
通常、お風呂で使うお湯の温度は40度ほどが適温とされていますが、季節によっては設定温度を低くしてみましょう。冬の時期は温度を下げると寒いと感じるため無理をする必要はありませんが、夏の時期は設定温度を下げればガス代も節約できる可能性があります。
シャワーの使用方法を変える
シャワーは出したままにせず、使わない時には止める習慣をつけましょう。シャワーで使うお湯の量を節約するためには、使用しない時にシャワーを止めるだけではなく、シャワーヘッドを変更する方法も有効です。
節水できる機能性が高いシャワーヘッドは、お湯を止めるボタンがついている商品が一般的であり、蛇口・レバーをひねらずにワンタッチでシャワーを止めることが可能です。
シャワーを使う時にだけお湯を出すことによって、ガス代を節約できるだけではなく、水道代を節約できることもメリットだといえるでしょう。
なるべく追い焚きをしない
追い焚きをする際にガスを使用するため、1日に何度も追い炊きをしているとガス代がかかります。追い焚きをせず、家族全員が同じ時間帯に入浴をするなど、可能な限り追い炊きをしないように工夫をしましょう。 ガスの使用量は入浴時が最も多いとされていますが、次いで調理をする際にも多くのガスを使用しています。そこで、調理時にガス代を節約する方法を見ていきましょう。 大きなフライパンや鍋で料理をすると、火力を強くしなければならないことが多く、鍋やフライパンの容量が大きいと長い時間火にかけることになるためガスの使用量も増えます。そのため、火力を抑えて料理できるようなフライパンや鍋を使用するほか、短い時間で料理をすることが重要です。 火力を抑えて調理できるよう、底が広いフライパンや鍋を使用するのが良いでしょう。フライパンや鍋の底が広ければ熱伝導率が高く、無駄に火力を上げる必要がありません。 また、底から炎がはみ出すほど火力を上げると、はみ出した火が無駄になってしまうため、底から火がはみ出ない程度の火力で料理をすることも大切です。 鍋やフライパンを洗った後の水滴がついたままの状態で火にかけると、水分を蒸発させる際に火力が必要になるため、ガス代が無駄になってしまいます。鍋やフライパンを使う際には、水分を全て拭き取ってから調理しましょう。 煮物といった長時間火にかけなければいけない料理を作ると、ガス代がかかります。ガスを使う時間を短くするためには、保温調理器具や圧力鍋といったものを使いましょう。 保温調理器具は、その名の通り保温性が高い鍋であり、短い時間熱するだけで火を使わなくても温度を一定に保つことが可能です。余熱で食材に火を通せば、ガス代を節約できるでしょう。 また、炊飯器や電子レンジ、電気ケトルといった家電製品を使用する方法もあります。電気代がかかるものの、ガス料金がかさんでいる場合には、電気を使ったほうがトータルの使用料が安くなる可能性があります。 プロパンガスが、オール電化と比較して導入費用を抑えられることがメリットです。 プロパンガスの料金は高いというイメージを持つ方も多いですが、入浴時や調理時に工夫をすることで節約できる可能性があります。ガス会社を上手に選べばオール電化よりも導入費用を大幅に抑えられるため、これからプロパンガス導入を検討している方はガス会社へ相談してみましょう。
すぐにできるガスの節約方法:調理時
調理器具を見直す
調理器具の水分を拭き取る
ガスを使う時間を短縮する
プロパンガスは節約すればメリットが多い
オール電化にする場合、エコキュートを導入する際におよそ50万円の費用がかかり、トータルで70万円以上の費用が掛かることも珍しくありません。
プロパンガスは70万円を超えることはなく、ガス会社を上手に選べば導入費用を抑えられます。プロパンガスの導入を検討しよう