2021年10月28日
お風呂にかかるガス代を節約できる方法は?追い焚きとお湯の入れ替えはどちらがお得?
毎日湯船に浸かりたいと考えていても、「ガス代が気になる」、「追い焚きとお湯を入れ替えるのでどちらがガス代を節約できるのか」など、入浴時のガス代について気になるという方も多いでしょう。
そこで、追い焚きとお湯の入れ替えそれぞれのガス代やどちらの方法がお得なのか、また、入浴時にガス代を節約する方法についても紹介します。
追い焚きとお湯の入れ替えそれぞれのメリット・デメリット
追い焚きとお湯の入れ替えでは、ガス代だけではなくメリットとデメリットにも違いがあります。それぞれのメリットとデメリット、節約方法の考え方についても確認しておきましょう。
メリットとデメリット
追い炊きをした場合、残り湯を無駄にせずに使えることがメリットですが、雑菌の繁殖リスクがあることがデメリットです。
お湯を入れ替えた場合、きれいなお湯で入浴できることがメリットですが、残り湯を無駄にしてしまう可能性がある点はデメリットだといえるでしょう。
ガス代以外の部分からも検討すべき
ガス代だけで見ると追い炊きをしたほうがお得ですが、衛生面に関する懸念があり、小さい子供がいる場合にはデメリットのほうが大きいと感じる場合があります。
お湯を入れ替えるときれいなお湯で入浴できることがメリットですが、残り湯を無駄にすることになり、洗濯で使用する場合でも全ての残り湯を使い切れないこともあります。
追い炊きをする場合にもお湯を入れ替える場合にもメリットとデメリットがあるため、ガス代以外の部分にも着目して、どちらが良いのかを検討しましょう。
ガス代を節約するための入浴方法
ガス代を節約するためには、入浴方法を工夫することが重要です。そこで、追い炊きやお湯の入れ替え以外にも注意したい節約ポイントについて紹介します。
家族で入浴時間を合わせる
お風呂を追い焚きする場合、2日連続で同じお湯に入るのではなく、家族の入浴時間が大幅に異なると入浴する際に追い焚きをしなければならないこともあるでしょう。
また、最後にお風呂に入る人の入浴が終わるまで保温しなければならないこともあります。可能な限り追い焚きの回数や保温しておく時間を短縮するためには、家族全員が入浴する時間を合わせると良いでしょう。
残り湯を有効活用する
浴槽に入っているお湯を洗濯に使用すれば、水道代を節約できます。特に冬の時期は、水道水と比較して前日の残り湯のほうが水温が高く洗剤も溶けやすいため、洗濯物についている汚れも除去しやすくなることがメリットです。
ただし、洗濯で使用する場合は、「すすぎ」にまで使用しないことが大切です。入浴に使用したお湯には皮脂が混じっている可能性が非常に高いため、すすぎに使うと洗濯物が匂ったり黄ばみ汚れがついたりすることがあります。すすぐ際には水道水を使うと、洗濯物が傷まず、節約にもつながるでしょう。
ガス会社の変更も検討しよう
家庭では、給湯器、暖房器具、ガスコンロなどでガスを使用していますが、ガスの使用量のおよそ8割は給湯器で消費されます。ガス代を節約するためには、入浴時に節約する方法が有効だといえるでしょう。しかし、プロパンガスを使っている家庭は、入浴時にかかるガス代を節約する方法ではなく、ガス会社を変更するといった方法も有効です。
プロパンガスは自由料金であり、それぞれの会社が独自の料金プランを用意しています。そのため、どのガス会社と契約するかで料金には差が生じるのです。現在契約しているガス会社のプランが高すぎると感じる場合には、ガス会社を乗り換えることも検討しましょう。
ガス会社を変更するのに手間はかからない
ガス会社を変更するためには、面倒な手間がかかるというイメージを持つ方も多いですが、実際にはほとんど手間はかかりません。
ガスの変更そのものは30分ほどで完了し、元々契約していたガス会社の解約手続きは、新たに契約したガス会社が行ってくれます。家庭ですべきことは、お得な料金でプロパンガスを供給してくれるガス会社を見つけ、変更を依頼することだけです。 家族の人数が多かったり頻繁に入浴したりする場合には、ガス代や電気代、水道代が高いことに悩む方も多いです。 しかし、ガス会社やプランを変更することで節約できる可能性があり、家族や自分のライフスタイルに適したものに変更するだけで年間数千円~1万円以上の節約効果も期待できます。現在お湯の入れ替えをしている家庭では、ガスを導入して追い炊き機能を上手に活用しましょう。
まとめ