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それ、寿命かも!最新レンジフードの選び方とお手入れのコツ

2025年12月11日

それ、寿命かも!最新レンジフードの選び方とお手入れのコツ

快適なキッチンを保つうえで欠かせない「レンジフード(換気扇)」。毎日使うものだし、長年使っていると…「吸い込みが悪い」「料理のにおいが残る」「掃除をしても汚れが落ちない」「作動中に異音がする」といった症状が気になってきませんか?これらは、交換サインかもしれません。

本記事では、レンジフードの寿命と交換時期の目安、お手入れのコツ、そして最新モデルの選び方まで失敗しないためのポイントをわかりやすくまとめました。レンジフード交換をご検討中の方、キッチンリフォームをしたい方もぜひ参考にしてください!

レンジフード交換の時期はいつ?


レンジフードの交換時期は、一般的に「約10~15年」が目安とされています。毎日稼働する機器のため、年月が経つほど性能が低下していきます。

交換が必要なチェックポイント

使用頻度や環境によって異なるものの、次の症状がある場合は交換を検討する時期です。

■煙やにおいがキッチンに残る
■フィルターを掃除しても吸引力が変わらない
■運転音が大きくなった
■ボタン操作が効きづらい
■本体のサビ・油のこびりつき
■モーターの劣化
(電源が落ちる・異音)

経年劣化により、掃除では改善できない状態に至ることも。安全性・衛生面のためにも、早めの交換がおすすめです。

劣化を防ぐ!レンジフードのお手入れの基本


レンジフードは油汚れが蓄積しやすいため、定期的なメンテナンスが大切です。

油汚れを落とすには「重曹水」

レンジフードのフィルターの網目やファンに付いたしつこい油汚れ(酸性の汚れ)は、「重曹」や「セスキ炭酸ソーダ」のようなアルカリ性の洗剤で中和することで、簡単に落とすことができます。ただし、アルミニウム製の部品に使用すると変色する恐れがあります。その場合は、「台所用洗剤(中性洗剤)」を使うのが安心です。

【重曹水の作り方】
ボウルに40度くらいのお湯1Lに重曹小さじ2.5杯を入れてよく溶かした重曹水を用意します。重曹がない場合は、台所用洗剤やせっけんで代用することも可能。(濃度はお湯200mlに対して小さじ1)

掃除頻度の目安は「2ヵ月に1回」

レンジフードの油汚れは、年に1度の大掃除だけでは落ちきりません。毎日使うレンジフードの汚れは、油だけでなく、ほこりが混ざったベタベタ汚れです。これを放置していると、だんだん吸引力が落ち、気化した油汚れがダイニングやリビングにまで広がり、悪臭の原因となってしまいます。

つい、さぼってしまいがちですが、「2ヶ月に1回」は汚れをチェックし、こびりついて落ちにくくなる前に、お手入れしましょう!

「つけ置き」&「拭き掃除」で吸引力UP

2ヵ月に1回の頻度で、「つけ置き」&「拭き掃除」をすることで、吸引力を保つことができます。

■ファンやフィルターをつけ置き洗い
レンジフードから取り外したファンとフィルターは、「重曹水」につけ置き洗いして汚れを落とします。シンクに50~60度の高温のお湯をためて重曹を溶かすか、シンクに大きなごみ袋を用意して、その中に重曹水を作り、各パーツをつけ置きしましょう。

お湯が冷めるまで放置し、汚れがふやけてゆるんだら、スポンジや使い古した歯ブラシでこすり落とし、しっかりすすいで乾かします。
※アルミニウム製の部品は、重曹の代わりに台所用洗剤を使用して掃除しましょう。

■本体を拭き掃除
レンジフード本体の汚れは、「重曹水」に浸けて絞った雑巾やキッチンペーパーで拭き上げます。汚れが頑固で落ちにくい場合は、重曹水を浸したキッチンペーパーで5分程度パックする方法が効果的です。汚れが浮いてきたら拭き上げて、仕上げに固く絞った雑巾でしっかり水拭きします。

■キッチン全体もセットで掃除
レンジフード掃除の際は、キッチン全体もセットで掃除するときれいな状態を保てます。重曹水をスプレーボトルに入れ、油汚れが気になる箇所を中心に吹きかけて、セットで掃除しましょう。こまめな掃除が、汚れのこびりつきを予防します。最後に、乾かしたファンとフィルターを取り付ければ完了です。

掃除しても改善しないなら交換しよう

掃除しても、油のニオイや汚れが落ちない、吸引力が改善しない場合は、交換のタイミングかもしれません。以下の状況になると、買い替えた方が効率的です。

■内部のダクトやモーターが汚れている
■部品が廃番になり修理が不可能
■吸引力が低下し電気代が上がっている

最新のモデルなら、汚れがつきにくい構造や加工がされていたり、省エネ性能も向上していたりするため、光熱費の節約にもつながります。

失敗しない最新レンジフードの選び方

最新のレンジフードは、性能もデザインも大きく進化しています。選ぶ際は、次のポイントをチェックしましょう。

①形状で選ぶ


レンジフードには大きく分けて3つの形状があります。最新の高性能なレンジフードは「フラット型」が多いです。見た目も重要視するなら、形状選びも慎重に行うとよいでしょう。

|スリム型 コンパクトでスタイリッシュ、狭いキッチンに最適
|ブーツ型 吸引力が強く、油汚れをしっかりキャッチ
|フラット型 デザイン性が高く、インテリアに馴染む

②お手入れしやすいモデルを選ぶ

近年のレンジフードは、フィルターがないフラットな形状のものが主流で、内部のお手入れ性も簡易化してきています。先ほどの「フラット型」の内部構造もさまざまで、中でも「自動洗浄タイプ」は、面倒なお手入れを最小限にできます。忙しい方ほどお手入れ性に注目して選ぶとよいでしょう。

|ノンフィルター 2ヶ月に1回、基本のお手入れだけでOK
|自動洗浄 内部を自動で洗浄、定期洗浄の手間を大幅削減
|油汚れ防止加工 内部に汚れが入りにくく、取り外し部品の洗浄もラク

③機能性をチェック

最新レンジフードは「静かさ」と「節電性能」も魅力のひとつです。メーカーの特性や便利機能など、使い勝手に大きく影響するので、商品選びには細かい性能まで要チェックです。

・ガスコンロ連動運転で自動ON/OFF
・LED照明で明るく省エネ
・タイマー機能で消し忘れ防止
・省エネモーターで静音&低コスト

④キッチン全体のバランスを見る

レンジフードの性能自体はもちろん大事ですが、見た目もこだわりたい人は、キッチン全体のバランスも考えて選びましょう。ガスコンロとの高さ・色・サイズ感が合っていないと、見た目に違和感が出てしまいます。

・ガスコンロと同時交換が理想的◎
・同時交換でキッチン全体の機能面もアップ↑

業者選びも重要!交換工事はどこに頼む?


お取替えを検討している方は、業者選びも重要です。それぞれメリットデメリットがあるので、ご家庭の状況に応じて最適な業者を選びましょう。

■工務店に依頼する場合
家を建てたときの施工状況を理解していて安心ですが、対応製品が限定的な場合があります。依頼する場合は、現在のサポート内容の確認や見積もり、設置後のフォローもしてもらえるか確認するようにしましょう。

■その他の業者に依頼する場合
家電量販店などで購入する場合、本体の価格は安価な場合が多いですが、保証が効かない場合やサイズが合わないなどの失敗をしてしまう可能性があります。必ず、設置前にサイズを確認し設置後のサポートが受けられる業者を選びましょう。

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レンジフードの交換はもちろん、ガスのことや住まいのあれこれ、幅広い知識を持ったプロがご家庭にピッタリの商品をご提案します。設置後もご要望があれば迅速に対応します!

場合によっては、国や自治体の補助金を活用し、よりお得なご提案も可能です。「どの機種がうちに合うかわからない…」「費用を比較したい!」と思ったら、まずはご相談ください。

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まとめ|最新レンジフードで快適なキッチンを実現しよう


レンジフードの交換目安は「約10〜15年」と言われています。年数が経っていなくても、吸い込みが悪い・掃除しても改善しないと感じたら『寿命のサイン』です。最新モデルへのお取替えなら、「とにかくお手入れがラク」「省エネで光熱費削減」「キッチンの見た目もスッキリ」で、毎日の料理がもっと快適になります。形状・お手入れ性・機能性・キッチン全体のバランスなどを見て、最適な商品を選びましょう。