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人工甘味料のメリット・デメリットとは

2023年08月18日

人工甘味料のメリット・デメリットとは

健康を維持するためには、口にするもの一つ一つが大事になってきます。人工甘味料が身近な存在となっている中、あなたはどんな選択をしますか?人工甘味料には「糖アルコール」と、本来自然界にはない糖質「合成甘味料」の2つの分類があります。ここでは、「合成甘味料」のメリット・デメリットについて見ていきましょう。

よく使用される人工甘味料の代表例

現在日本で使用されている合成甘味料は、アスパルテーム、アセスルファムK、スクラロース、サッカリン、ネオテーム、アドバンテームの6種類。
そのうち、よく使用される4つの合成甘味料をご紹介します。
 ・アスパルテーム
 ・アセスルファムK
 ・スクラロース
 ・サッカリン

普段何気なく食べている市販商品の成分表を見てみると、多くの物にこの合成甘味料が使用されています。では、それぞれメリット・デメリットを見ていきましょう。

人工甘味料のメリット

人工甘味料の主なメリットは以下の3点です。
 ・摂取カロリーを抑えられる
 ・食後の血糖値の上昇を抑えられる
 ・虫歯の原因になりにくい

それぞれを簡単に解説します。

①摂取カロリーを抑えられる

人工甘味料は、砂糖の何百倍もの甘味度があるため、少量でも甘い味付けが可能です。
使用量が少量で良いので、砂糖に比べて摂取カロリーを大幅に抑えられるというメリットがあります。

②食後の血糖値の上昇を抑えられる

人工甘味料にはブドウ糖が含まれていないため、摂取しても血糖値やインスリン値が上昇しません。そのため、人工甘味料は肥満や糖尿病の予防に有用と考えられています。
※米国糖尿病学会と米国心臓病学会は、2012年に「砂糖の代わりに人工甘味料を使用することで肥満や糖尿病の予防や治療に有用な可能性がある」との見解を示している。

③虫歯の原因になりにくい

虫歯予防といえば、キシリトール入りのガムや歯磨き粉が思い浮かぶと思いますが、キシリトールは、糖アルコールに分類される人工甘味料のことです。キシリトールをはじめとする人工甘味料は、虫歯菌の栄養にならないので虫歯の原因になりにくいことがわかっています。

人工甘味料のデメリット

人工甘味料には「摂取カロリーを抑えられる」「虫歯の原因になりにくい」などのメリットがある一方、気をつけておきたいデメリットもあります。
 ・常用すると味覚が鈍くなる可能性がある
 ・食欲増加につながりやすい
 ・糖尿病や心血管疾患の発症リスクを高める

それぞれを簡単に解説します。

①常用すると味覚が鈍くなる可能性がある

常用して人工甘味料の強い甘さに慣れると、甘みを感じにくくなってしまう可能性があります。そして「もっと甘いものがほしい」と思うようになり、より強い甘みを求めて多量摂取することにつながります。常用するのは避けたいところですね…。

②食欲増加につながりやすい

人工甘味料は食後に血糖値が上がらないのはメリットではありますが、食べたときの満足感は得られにくいです。そのため、「もっと食べたい」と食欲が増加し、暴飲暴食につながりやすいというのがデメリットです。

③糖尿病や心血管疾患の発症リスクを高める

先程のメリットで、「人工甘味料は糖尿病の予防に有用」との見解がありましたが、反対に「糖尿病の発症リスクを高める」というデメリット要素のある報告もあります。

※世界保健機関(WHO)が2023年5月に発表したガイドラインで、「人工甘味料を含む食品の長期的な摂取によって、糖尿病や心血管疾患の発症リスクが高まる」と発表している。

このWHOの調査は、日本では使われていない人工甘味料も含めた調査結果です。また、日本と海外では食事やライフスタイルが異なるため、WHOの調査結果がそのまま日本人にも当てはまるとは限りません。ですが、情報のひとつとして頭に入れておくといいでしょう。

まとめ

人工甘味料のメリット・デメリットをご紹介してきました。一概に「摂取を控えた方がいい」とか「積極的に摂取すべき」といったことは言えませんが、みなさんが健やかでいるために、食生活の中で大事にしていることを基準に選択し、よりよいライフスタイルを見つける手助けになっていれば嬉しいです。