2021年09月21日
シンクの水垢掃除アイテム4選!自宅にあるもので手軽に掃除する方法
ステンレス製のシンクに水垢がこびりついてしまい、スポンジでこするだけでは落とせず悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
ステンレス製のシンクについた水垢は、専用の洗剤を使用せず、自宅にあるもので簡単に落とすことが可能です。そこで、ステンレス製シンクの水垢の掃除方法、使用するアイテムについて詳しく紹介します。
ステンレス製シンクに水垢がこびりつく原因は?
シンクを掃除しても、すぐに水垢ができてしまうケースが多いでしょう。水垢の原因は、ミネラルやカルシウムといった水分に含まれている成分です。
シンクに水滴が付着すると、水が蒸発する際にカルシウムやミネラルは蒸発せず、シンクの上に残った状態になります。カルシウムやミネラルが同じ場所で重なると、白い水垢ができるという仕組みです。
そのため、シンクの他に蛇口周辺やシンク周辺の壁など、水滴がつきやすい場所に水垢ができます。さらに、お皿を洗った際に水が飛び散ると、水滴の中に洗剤の成分が含まれており、より水垢が落としにくくなるため注意が必要です。
ステンレス製シンクの水垢が白く目立つ前であれば拭き掃除で落とすことが可能ですが、白く目立った水垢は簡単には落とせません。
力を入れてスポンジで擦ったり、研磨剤で擦ったりしてシンクを傷つけないように、正しい方法で水垢を掃除する必要があります。
シンクの水垢掃除アイテム4選と掃除方法
ステンレス製のシンクの水垢掃除に適した、専用の洗剤が発売されています。しかし、専用の洗剤を購入したくない、身近なもので手軽に掃除したいという方も多いでしょう。
そこで、キッチンにある道具を使った水垢の掃除方法を紹介します。
アルミホイルを使った掃除方法
アルミホイルを使った掃除方法は非常に簡単なため、料理をしている最中の隙間時間に試してみましょう。用意するものは、アルミホイルと雑巾だけです。
まずは、水垢に水をかけ湿らせて、アルミホイルの光っている面で水垢をこすります。なお、アルミホイルを丸めてこするとステンレス製のシンクに傷が付くため、丸めずに使用しましょう。
水垢をこすり洗いしたら、最後に水で流し、雑巾で乾拭きをして完了です。
使い終わったアルミホイルは、丸めてから排水溝に2~3日入れておくのがおすすめです。排水溝にアルミホイルを入れるとイオンの効果で除菌できるうえに、アルミホイルも無駄になりません。
クエン酸を使った掃除方法
クエン酸は酸性の成分であり、水垢はアルカリ性のため、中和させることで汚れを除去する効果が期待できます。
用意するものはクエン酸とスポンジ、キッチンペーパー、スプレーボトルです。
最初にクエン酸小さじ1杯と水200mlを混ぜて、クエン酸水を作りましょう。クエン酸水をスプレーボトルに入れて、水垢に吹きつけます。壁に水垢がある場合にはクエン酸水が垂れてしまうため、キッチンペーパーを当てて上からクエン酸水を吹き付ることがポイントです。蛇口周辺は、キッチンペーパーを巻いた上からクエン酸水を吹き付けましょう。
クエン酸は強力な酸性ではないため、水垢を中和させるまでに若干時間がかかります。そのため、30分~2時間ほど、水垢がどの程度こびりついているのかに合わせて放置時間を調整しましょう。最後に水垢をスポンジでこすって落とし、乾拭きをして完了です。
お酢を使った掃除方法
調味料のお酢と雑巾、スポンジ、スプレーボトルだけで水垢の掃除ができます。お酢を用意できない場合には調味料のレモン汁を使用する方法でも良いでしょう。
最初に、水とお酢を2対1の割合で混ぜて、スプレーボトルに入れます。
水垢ができている場所にお酢をスプレーして、2時間ほど時間をおいてからスポンジでこすり洗いをしましょう。なお、水垢が落ちない場合は、スプレーをした後にラップを乗せて密着させる方法も有効です。最後に乾拭きをしたら、掃除は完了です。
重曹を使った掃除方法
重曹は優しい成分で作られているため、食べ物を扱うキッチン周辺の掃除をするのに最適だといえます。重曹はクエン酸やお酢とは異なり、アルカリ性の性質のため、同じアルカリ性の水垢を中和して除去する効果は期待できません。
しかし、細かな粒子で研磨することで水垢を落とすことが可能です。粒子は硬すぎず、力を入れてこすらなければステンレス製のシンクでも傷つきにくいため、安心して使用できるでしょう。
用意するものは重曹と雑巾、ラップです。水垢に重曹を振りかけたら、丸めたラップで重曹をこすります。ラップを使うことで力が入りすぎず、ステンレスが傷つくことを予防できます。水垢を落とせたら水で流して、乾拭きをして完了です。
ステンレス製シンクの水垢を予防する方法
シンクは水滴が飛びやすく、水垢ができやすい場所です。しかし、水垢の原因の成分が残らないよう、こまめに拭き掃除をすることで水垢汚れを予防できます。
キッチン周辺には布巾を用意しておき、食器洗いの後や調理の後はこまめにシンクを拭く習慣をつけましょう。毎日簡単な拭き掃除するだけで、水垢がこびりつきにくくなります。
まとめ
ステンレス製のシンクに付いた水垢は、簡単に除去できるものや、頑固にこびりついており簡単に掃除できないものもあるため注意が必要です。
どの程度の水垢がこびりついているのかに合わせて掃除方法を工夫すると、シンクを傷めずに水垢を掃除できます。クエン酸や重曹を使って、こびりついた水垢を落とし、綺麗なシンクを維持しましょう。